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二股男に効く言葉と言ってはいけない言葉

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二股をされたとき、最初に出てくる言葉は大体失敗する

なんで私じゃないの。ずっと信じてたのに。あの子と私、どっちが大事なの。

気持ちはわかる。全部わかる。でもこれ、全部効かない。むしろ逆効果になることが多い。7年間、結婚相談所でアドバイザーをやってきて、二股が発覚して関係が崩壊したケースを何組も見てきた立場から言うと、感情をそのまま言葉にぶつけた側が、ほぼ毎回損をしていた。

理不尽だと思う。された側が損をするなんて、おかしい。でも現実はそうなっている。だから今日は、感情論じゃなくて戦略の話をする。

二股男の心理構造を先に理解しておく

二股をしている男性の心理は、外から見るより複雑だ。悪意の塊かというとそうでもない場合がある。二人の女性を本当に好きだと思っている、または好きだったという男性が、現場では一定数いた。

黒田さんという35歳の男性会員が婚活中に交際女性が二人いることが発覚した。本人に話を聞くと、どちらも本当に好きで、選べなかったと言っていた。言い訳に聞こえるかもしれないけど、黒田さんの目は本気だった。選べなかったのが本当なのか、決断を先延ばしにし続けた結果なのかは正直わからない。でも、悪魔のような人間じゃなかった、ということは確かだった。

これを最初に書いたのは、二股男を悪魔として扱う言葉が一番効かないからだ。人格否定から入ると、相手は防衛モードに入る。防衛モードに入った人間から、本音は出てこない。

言ってはいけない言葉、効かない言葉

 

どっちが大事なの、は最悪の質問だ

二股が発覚したとき、どっちが大事なの、どっちを選ぶの、と聞く女性は多い。気持ちはわかる。でもこの質問、構造上うまく機能しない。

二股をしている男性がこの質問に対して正直に答えるためには、一方を傷つける覚悟が必要だ。その覚悟がある男性なら、そもそも二股になっていない。覚悟のない男性に選択を迫ると、どちらも選ばない、という第三の道を選ぶか、その場しのぎの答えを返してくる。

どっちが大事なの、という質問は、相手に答えを求めているようで、実は自分が傷つきに行っている。答えが返ってきたとしても、それが本音である保証がどこにもない。

あなたのことを信じてた、は使いどころを間違えると刃が自分に向く

信頼を裏切られた気持ちを伝えることは必要だ。でも信じてたのに、という言葉を感情的に叩きつけると、相手の中で罪悪感より防衛反応が先に来る。

ごめん、の一言で押し切ろうとする男性が出てくる。または、信じさせるようなことをしてしまったのが悪かった、という表面上の謝罪で話を終わらせようとする。罪悪感を刺激する言葉は、その場の謝罪は引き出せるけど、その後の行動を変えるところまでは届かない。

謝らせることと、変わらせることは、全然違う話だ。

最低、クズ、という言葉が一番無駄

気持ちとして出てくるのはわかる。でも人格を否定する言葉は、相手の心に刺さらない。むしろ、相手の中で被害者意識を生む。感情的になっている相手に言われた言葉として処理されて、向き合うべき問題から逃げる口実になる。

最低、という言葉を使った瞬間に、会話の主導権が相手に移る。最低な人間にそんなこと言われても、という防衛線が張られる。感情の正当性と、言葉の効果は別の話だ。

二股男に本当に効く言葉、現場から見えたもの

 

静かに、事実だけを言う

相談所で、二股が発覚した後に関係をきれいに終わらせた女性と、ずるずる引きずった女性を両方見てきた。差はシンプルだった。感情の温度だ。

きれいに終わらせた女性は、声のトーンを上げなかった。泣かなかった、というわけじゃない。でも言葉の温度を上げなかった。知ってる、という一言から始めた早川さんという31歳の女性会員だ。

早川さんは交際相手の二股を確信した日、相手に会って開口一番に知ってる、と言った。それだけ言って、黙った。相手が何か言い訳を始めたとき、聞いた後でまた黙った。その沈黙が、どんな言葉より相手を追い詰めたと後から話してくれた。

静かさは、怒鳴り声より怖い。これは本当だ。

あなたがどうしたいか、を聞く

どっちを選ぶの、ではなくて、あなたはどうしたいの、と聞く。この差は小さく見えて、大きい。

どっちを選ぶの、は二択を迫っている。あなたはどうしたいの、は相手自身の意志を問うている。後者の方が、相手が自分の言葉で答えざるを得ない状況になる。言い逃れがしにくい。

この質問を静かなトーンで、目を見て言える女性は強い。相手が言葉に詰まったとき、その沈黙がすでに答えになっている。追わなくていい。待てばいい。

私はもう決めた、という言葉の破壊力

相談所で見てきた中で、二股男の態度が一番変わった言葉がこれだ。私はもう決めた、という一言。

選ぶのはあなたじゃない、私が決める、という宣言だ。二股男は多くの場合、どちらの女性も失いたくないという前提で動いている。その前提を崩す言葉が、私はもう決めた、だ。

早川さんが最終的に相手に言った言葉がこれだったらしい。私はもう終わりにすると決めた、と。その後に相手が慌てて引き止めようとしたとき、早川さんは席を立った。引き止める言葉を聞かなかった。

あとで聞いたら、足が震えてたって言ってた。でも振り返らなかったって

その潔さが、結果的に相手を本気にさせた。別れた後に相手から連絡が来て、話し合いの末に復縁したケースだ。でも早川さんが震えながら席を立ったあの瞬間がなければ、そこには至らなかったと思う。

二股男を引き止めたい場合と、終わらせたい場合で言葉が変わる

 

終わらせたいなら、感情を出さない方が相手に残る

終わらせると決めたなら、泣かない方がいい。感情的になると、相手の中でまだ揺れている、まだチャンスがある、という読みをされる。二股男は往々にして、感情の揺れを都合よく読む。

冷静に、事実を伝えて、席を立つ。これが一番相手の中に残る終わり方だ。記憶に残る別れは、感情が爆発したものより、静かなものの方が多い。相談所で話を聞いてきた経験から、これは自信を持って言える。

泣きながら怒鳴った別れより、静かに立ち去った別れの方が、相手の記憶に長く居座る。

引き止めたいなら、追わない言葉を使う

逆に、二股をしている相手に自分を選んでほしい場合。これも追う言葉じゃなくて、引く言葉の方が機能する。

私といたいなら、いつでも話せる。でも待つつもりはない、という言葉の構造だ。扉は開けたまま置いておくけど、こちらから追わない、という宣言。これが相手の中に緊張感を生む。

追いかけてくる相手より、去ろうとしている相手の方が気になる。これは人間の基本的な心理で、二股男も例外じゃない。引く言葉を使える女性は、追う言葉しか使えない女性より、結果的に有利な位置にいることが多かった。

言葉より先に、自分の軸を決める話

 

何を言うかより、どこに立って言うか

二股男に効く言葉を探しているとき、多くの女性がやってしまうのが、言葉のチョイスに集中しすぎることだ。どう言えばいいか、何を言えばいいか。でも言葉の前に、自分がどこに立っているかの方がずっと大事だ。

この関係を終わらせると決めているのか、続けたいのか、まだわからないのか。この軸が決まっていない状態で言葉を探しても、どこにも届かない言葉が出てくるだけだ。

早川さんが静かで強かったのは、言葉が上手かったからじゃない。自分の中に軸があったからだ。足が震えていても、決めたことがあったから動けた。言葉はその後についてきた。

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この記事を書いた人

元・大手結婚相談所でアドバイザーとして7年間勤務。

結婚・出産・子育てを経験した現在は、現場を離れていますが、これまで培ってきた恋愛・デート・婚活ノウハウを届けたいと思いブログを始めました。現場から離れた今だからこそ見える恋愛のバグと逆張りの勝ち方を教えます。

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