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好きじゃない人からの好意の断り方

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目次

断ることへの罪悪感が、一番の問題だ

好きじゃない人から好意を向けられたとき、断ること自体より、断ることへの罪悪感の方が先に来る。傷つけたくない、関係が壊れるのが嫌、嫌な人だと思われたくない。この罪悪感が、曖昧な態度を取らせる。曖昧な態度が、相手をさらに傷つける。

結婚相談所でアドバイザーをやってきて、断られた側の話と断る側の話を両方聞いてきた。断り方が丁寧だったケースと雑だったケース、その後の関係がどう変わったかを何度も見てきた立場から書く。断ることは悪いことじゃない。断り方が悪いことが、問題になる。

断らないことのコストを知っておく

断れずに曖昧な態度を取り続けることには、コストがある。相手の気持ちを引き延ばすことになる、関係が不明確なまま時間が過ぎる、自分も消耗し続ける。曖昧にすることは優しさに見えて、実際には相手の時間を奪っている。

はっきり断ることが、長期的には相手への誠実さになる。この感覚を持っておくと、断ることへの罪悪感が少し軽くなる。

断り方の種類と、それぞれの影響

 

最悪の断り方、やってはいけないこと

既読無視で終わらせる、ブロックする、返事をせずにフェードアウトする。これらは断り方の中で最も相手を傷つける。なぜかというと、終わりがわからない状態が続くからだ。返事がないのは答えだ、という言葉があるけど、人間はわかっていても待ち続けてしまう。終わりを伝えないことが、相手の時間を最も長く奪う。

また、友達として仲良くしていきたい、という言葉で断ることも問題が多い。相手が希望を持ち続ける場合がある。友達としての関係を続けようとして、相手が諦められない状況が長引くことがある。

28歳の女性会員、美桜さんは相談所に来る前に、好意を向けてきた男性にフェードアウトで対応したことがあると話してくれた。はっきり言うのが怖かった、と。でも相手からずっと連絡が来続けて、半年後にようやく諦めてもらえた。その間ずっと気まずかった、と言っていた。フェードアウトが優しさだと思っていたけど、最終的に相手も自分もしんどかったと気づいた、と。

伝えるべき最低限の内容

断るとき、伝えるべき最低限のことは一つだけだ。気持ちに応えることができない、ということだ。理由は必ずしも詳しく説明する必要はない。でも気持ちを受け取った上で、応えられないという事実だけははっきり伝える。

理由を長く説明しすぎると、相手に反論や交渉の余地を与えてしまう。もし別の状況だったら、もし自分が変われば、という方向に話が進んでいく。断りの言葉は短い方がいい。短くても、誠実さは伝えられる。

場面別の断り方、具体的にどう言うか

 

告白された場合

告白された場面での断り方は、その場で返事をするか、少し時間をもらうかの二択になることが多い。その場ですぐ断ることへの抵抗感がある場合、少し考える時間をもらう、という言い方をする人がいる。でも答えが決まっているなら、時間を置くことは相手の期待を引き延ばすだけになる。

答えが決まっているなら、その場で丁寧に伝える方がいい。気持ちを伝えてくれてありがとう、でも気持ちに応えることができない。この二文で十分だ。付け加える言葉が多いほど、相手に隙間ができてしまう。声のトーンを上げない、でも冷たくもない。普通の温度で、でもはっきりと。この温度感が、断られた側の受け取り方を変える。

LINE上で好意を伝えられた場合

LINEで好意を伝えられた場合、LINEで返すか、直接会って返すかを選ぶ必要がある。関係の深さによる。ほとんど話したことがない相手ならLINEで返すことも自然だ。ある程度関係がある相手なら、直接伝えた方が誠実に伝わる場合がある。

LINEで断る場合、文章は短く、でも温かみを持たせる。ありがとう、でも気持ちに応えられなくてごめんね、という短い文で十分だ。長い謝罪文は、読んでいる側が感情的に処理する量が増えて、かえって傷つく場合がある。既読してすぐに返すか、少し時間を置いてから返すかは、状況による。でも何日も返さないのは、曖昧な期待を持たせてしまうので避けた方がいい。

しつこく迫ってくる場合

一度断ったのに繰り返し来る場合、対応が変わってくる。二度目以降は、一度目より短く、より明確に伝える。気持ちはわかるけど、答えは変わらない。これだけで十分だ。

しつこく来るときに、長く説明しようとすると逆効果になる。説明するほど、相手に引き留める余地ができてしまう。短く、繰り返さない。返事をしないのとは違って、答えはあるけど変わらないということを明確にする。それでも続く場合は、返事をしないという選択肢が出てくる。一度答えたことへの再返答の義務はない。

職場や友人グループなど、関係が続く相手の場合

これが一番難しいパターンだ。断った後も毎日顔を合わせる、共通の友人がいる。この場合、断り方が関係全体に影響する。

気持ちに応えられないことを伝えた上で、これからも普通に接したい、ということを一言添えられると、その後の関係がやりやすくなる場合がある。相手が気まずさを感じている場合、普通にしてほしいというサインが助けになることがある。ただし、断った後に特別に気を使いすぎると、相手が希望を持ち続けることがある。普通に接する、普通の距離感を保つ、それだけでいい。

断った後の関係の話

 

断った後に罪悪感を引きずらない

断った後に、本当によかったのかな、傷つけてしまった、という罪悪感が続く人がいる。でも断ることは正しい選択だ。気持ちがないのに関係を続けることの方が、相手への不誠実につながる。

断った後の罪悪感は、自分が誠実に断れたかどうかへの問いとして使えばいい。丁寧に伝えられたなら、罪悪感を持つ必要はない。断り方が雑だったと思うなら、次に活かせる反省として使えばいい。

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この記事を書いた人

元・大手結婚相談所でアドバイザーとして7年間勤務。

結婚・出産・子育てを経験した現在は、現場を離れていますが、これまで培ってきた恋愛・デート・婚活ノウハウを届けたいと思いブログを始めました。現場から離れた今だからこそ見える恋愛のバグと逆張りの勝ち方を教えます。

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