居酒屋デートを提案された
付き合う前に居酒屋に誘われたとき、一瞬だけ考える。これってデートとして大丈夫なのかな、と。軽く見られてる?それとも普通?そんなことを思いながら、まあいいかと行ってみたら案外楽しかった、またはやっぱりちょっと違ったな、という経験をした人は多いと思う。付き合う前のデートで居酒屋はありかなしか。
居酒屋が選ばれる理由と、その背景
男性が付き合う前のデートに居酒屋を選ぶ理由は、大きく三つに分かれる。単純に慣れている場所だから、お酒が入ると会話がしやすいと思っているから、金銭的な理由から。
どの理由が背景にあるかで、居酒屋デートの質が変わってくる。慣れているから選んだだけで、相手のことをよく考えていないパターンと、会話を大事にしたいから選んだパターンでは、同じ居酒屋デートでも全然違う場になる。
付き合う前デートで居酒屋がありになる条件
二人の関係の段階に合っているかどうか
初対面か、何度か会っているかで、居酒屋の適切さが変わる。完全に初対面の人と居酒屋に行くのと、数回話したことがある人と居酒屋に行くのでは、意味が違う。
初対面で居酒屋を選ぶのは、正直おすすめしない。初対面の場でお酒が入ると、お互いの本来の姿が見えにくくなる。相手がどういう人かを知る前に、アルコールが判断に影響してくる。初対面はカフェかランチが無難で、居酒屋は二回目以降の選択肢として使う方がいい。
何度か会ったことがある相手なら、居酒屋での距離感は自然だ。お互いをある程度知っている状態でお酒が加わると、いつもより少し本音が出やすくなる。その場が関係を一段深めるきっかけになることがある。
相手がお酒を飲めるかどうかを確認しているか
居酒屋を提案する前に、お酒は飲める?という一言を入れているかどうかで、相手への配慮が全然変わる。飲めない人を居酒屋に誘うのは、相手のことを考えていない選択だ。飲めなくても居酒屋で食事を楽しめる人もいるけど、それを確認せずに誘うのとでは印象が違う。
この一言があるかどうかで、その男性が相手のことを考えて行動できる人かどうかが見える。付き合う前のデートで相手への配慮が出ているかどうかは、その後の関係の質を示す指標になる。
居酒屋の選び方で全部わかる
どの居酒屋を選ぶかで、その男性のセンスと相手への関心度がほぼわかる。チェーンの居酒屋と、こだわりのある個人経営の居酒屋では、受け取る側の印象が全然違う。
相談所で交際が成立したカップルの話を聞くと、初めての居酒屋デートで男性が店を選ぶときに、うるさくない店を選んだ、個室があるところにした、料理が美味しいと評判のところを調べた、という配慮が出ていたケースが多かった。
店を選ぶ手間をかけているかどうかが、その場に来る前から伝わっている。
34歳の男性会員、賢司さん。交際前に好きな女性を居酒屋に誘ったとき、その女性がどんな食べ物が好きかを事前に確認して、それに合わせた店を選んだと話してくれた。女性から、そこまで考えてくれていたとは思わなかった、と言われたと。その一手間が、関係を進めるきっかけになったと言っていた。
付き合う前デートで居酒屋がなしになる場合
お酒の力を借りようとしている雰囲気が出ている
居酒屋デートがなしになるパターンの一番は、お酒の力を借りようとしている意図が透けて見える場合だ。酔わせれば何とかなる、という発想からの居酒屋選びは、受け取る側に伝わる。
具体的には、二軒目三軒目を最初から想定している発言が出る、お酒を過度に勧めてくる、会話の内容がお酒が入るにつれて急に距離を縮めようとしてくる。これらが重なると、居酒屋という場が目的のための手段として使われているという感覚になる。この感覚は、女性側にかなり正確に伝わる。
何も考えずに選んでいることが伝わる場合
とりあえず居酒屋でいいか、という感じで選んでいることが伝わるとき、居酒屋デートへの印象が下がる。どこでもよかった感、相手のことを特に考えていない感が出ていると、場所がどこであれ関係なく、デート全体の印象が落ちていく。
居酒屋がなしなのではなくて、その選び方がなしだ。この区別は大事だ。
女性側が居酒屋の雰囲気が苦手な場合
騒がしい場所が苦手、たばこの煙が無理、お酒の席が落ち着かない。こういう女性に居酒屋を選ぶのは、単純に相手への確認が足りていない。好みを聞いていれば防げた問題だ。
付き合う前の段階で相手の好みを確認せずに場所を決めることは、自分基準で動いているというサインにもなる。
居酒屋デートで関係が進んだカップルに共通していたこと
会話の中身が濃かった
居酒屋という場が機能したカップルは、会話の中身が濃かった。お酒が入ったことで少し本音が出やすくなって、普段より少し深い話ができた。仕事の話、将来の話、好きなものの話。居酒屋という少し緩んだ空気の中で、カフェでは出てこなかった話が出てくることがある。
居酒屋という場のメリットは、この空気感の緩みだ。緊張が少し溶けると、本来の相手が見えやすくなる。その本来の姿を見て、好きになるという流れが自然に起きていた。
飲み方が丁寧だった
居酒屋デートで関係が進んだカップルの話を聞くと、男性側の飲み方が丁寧だったというコメントが出てくることがある。飲みすぎない、相手のグラスに気を使う、酔っても態度が変わらない。これが自然にできている男性への評価が、女性側から高かった。
お酒が入ったときの姿は、その人の本来の姿に近い。飲み方が丁寧な男性は、素の状態でも丁寧だという信頼感に繋がる。
ぱっとその人の本性が出る場が、居酒屋という場でもある。良い方向にも悪い方向にも。
終電を気にしてくれた
帰りの時間を相手が気にしてくれた、終電大丈夫?と自然に聞いてくれた、終電に間に合うように終わりにしようと言ってくれた。こういう配慮が出ていたカップルは、その後の関係がスムーズに進む傾向があった。
居酒屋デートは、終わり方でも印象が決まる。楽しかった時間の最後に、相手への配慮が自然に出るかどうかが見える。
女性側から見た、居酒屋デートへの本音
場所より、どう過ごしたかが全部だ
相談所で女性会員に聞いてきた経験から言うと、居酒屋というだけで印象が決まることはほとんどなかった。居酒屋だったけどすごく楽しかった、居酒屋だったけど気を使ってくれて嬉しかった、という感想が出てくるカップルの方が多かった。
逆に、おしゃれなレストランに連れて行ってもらったけど、会話が全然弾まなかった、自分の話しかしてこなかった、という感想が出てくるケースも当然あった。
場所は関係の質を決めない。場所の中でどう過ごしたかが、関係の方向を決めるよ。
