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初めての彼女と向き合うポイントは、若葉マークを隠さないこと

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交際3週目の面談に、彼はクリアファイルを持ってきた。
中身は、Excelで作った3か月分のデート計画表。
日付、行き先、予算、会話のネタの候補まで、色分けして細かく埋まっている。
42歳、人生で初めてできた彼女だった。
言いたいことはわかる。でも、これはまずい…
その週末、彼女から相談所に一本の電話が入った。
大事にしてくれているのはわかるけど、息が詰まりそうです。

目次

初めての彼女と向き合うポイントは、初心者だと隠さないこと

経験がないことは、たいてい伝わっている

初めて恋人ができた男性の多くが、まず経験のなさを隠そうとする。
手慣れた店を予約して、慣れたふりで注文して、余裕のある顔を作る。
でも正直言って、女性はほぼ気づいている。
メニューを持つ手がガチガチだったり、お会計でまごついたり。
隠しているつもりの緊張ほど、外から目立つ。
店の入り口で、予約した者ですが、と告げる声が裏返った彼。
相手の女性はその瞬間、この人かわいいな、と思ったんだとか。
それでも彼は、最後まで余裕のあるふりを崩さなかった。
わかっているのに触れられない空気が、二人の間に一枚、膜を張ってしまう。

初めてなんだ、の一言が、彼女の肩の力も抜く

これは、私の20代の話。
交際を始めたばかりの彼が、3度目に会った日の帰り道、こう言った。
実は、彼女ができたの初めてなんだ。変なことしたら、言ってね。
意外と、がっかりはしなかった。
むしろ、ああこの人は正直だ、と少しうれしかった。
それまで私も、どう振る舞えばいいのか探っていたから。
初めてだと聞いて、私のほうも、いい彼女を演じるのをやめられた。
あの時、二人の間の膜は一枚はがれた気がする。
その彼とは2年続いた。
別れはしたけれど、あの帰り道の一言は、今でも好きなまま。
隠さない一言は、相手の肩の力まで一緒に抜いてくれるんです。

経験の少なさは、元カノの癖がついていないということ

経験が少ないことを、弱みだと思っている男性は多い。
女性から見れば、案外いいところもある。
誰かと比べてこうしてきた、という癖がない。
前の彼女はこうだった、という物差しもない。
彼女の好きなこと、嫌なことを、まっさらな状態から覚えていける。
一途だと言われやすいのも、たぶんこのおかげ。
ないものを数えるより、自己流の運転を覚える前だという強みを使えばいい。

初めての彼女を大事にしすぎて、空回りする男性たち

3か月分のデート計画表を作った42歳

冒頭の彼に、悪気はひとつもない。
失敗したくない一心で、準備を重ねただけ。
ただ、計画表には、彼女の希望を書き込む欄がなかった。
初めての彼女を大事にする、を、完璧にもてなす、と取り違えていたんです。
私が頼んだのは、計画表を一度しまうこと。
次のデートの行き先は、彼女に二択で選んでもらう。
それだけで、彼女の声は、電話越しにもわかるほど明るくなった。
相手の分まで決めてあげるのは、大事にするのとは少し違う。
一緒に決めるほうが、ずっと近くにいられる。

初デートで、背伸びした店を選びすぎる

記念すべき初デートで、身の丈を超えた店を予約する人もいる。
30歳の男性は、一人2万円のフレンチを予約した。
緊張で味はわからず、会話の半分はソムリエの説明を聞くだけで終わった。
彼女があとで覚えていたのは、料理より、彼の額の汗だったそう。
最初のデートは、二人がふだんの声で話せる店でいい。
いつもの定食屋でも、景色のいいベンチでもかまわない。
背伸びの分だけ、会話のほうが痩せていく。

尽くしすぎは、彼女をお客さまにしてしまう

もうひとつ多いのが、尽くしすぎ。
毎回の食事を全額払う、会うたびにプレゼントを持ってくる、彼女の意見には全部賛成する。
本人は誠意のつもり。
でも受け取る側からすると、恋人というより、接待されているお客さまの気分になる。
結局、お客さまはいつか帰っていく。
対等でいたいなら、ときどきは彼女にも払ってもらい、たまには違う意見も言ってみる。
それで嫌われることは、まずない。

毎日の長文LINEは、愛情より宿題になる

付き合いたての頃は、連絡の量で迷いがち。
朝のおはようから、昼の写真、夜の長文の感想まで。
送る側は愛情でも、受け取る側には、返さなきゃいけない宿題が毎日届く。
目安は、彼女から来る量に合わせること。
彼女が短く返してきたら、こちらも短く。
既読のまま半日返事がなくても、催促はしない。
毎晩、日記のような長文を送り続けた33歳の会員さん。
彼女の返信は、日を追うごとに一行ずつ短くなっていった。
相手の速度に歩調をそろえられる人は、年齢に関係なく大人に見えます。

心配のつもりが、見張りになっていく

彼女が職場の飲み会に行く。男性の同僚もいるらしい。
その夜はもう、何をしていても手につかない。
何時に終わるの、誰が来るの、と質問を重ねたくなる。
交際2か月で、位置情報の共有アプリを入れてほしいと頼んだ37歳がいた。
数日後、彼女が口にしたのは、信用されていないみたいで悲しい、という言葉。
彼にとっては、ただの心配だった。
彼女の目には、見張りにしか映らない。
(人に言えた立場じゃない。夫の飲み会の夜は、私もスマホを何度ものぞく)
落ち着かない夜があっても、恥じなくていい。
その心細さを、彼女に片づけてもらおうとしないこと。
楽しんできてね、帰ったら連絡ちょうだい、とだけ送る。
あとは通知を切って、友達と飲むなり、録りためた映画を観るなりすればいい。
帰り道に彼女が思い出すのは、笑って送り出してくれた彼の顔。

初めての彼女と向き合う、場面ごとの考え方

スキンシップは、言葉で一度確かめていい

手をつなぐ、キスをする。
どのタイミングで触れていいのか、経験がないとまるでつかめない。
ドキドキしすぎて、変な間が空いてしまう。
迷ったら、言葉で確かめていい。
手、つないでもいい?
これを聞くのは、かっこ悪くなんかない。
相手の気持ちを尊重している、ちゃんとした合図です。
29歳のある男性は、毎回この確認をしていて、彼女から、聞かれすぎて照れる、と笑われたそう。
そういうときは、二人で話して決めればいい。
嫌なときは嫌って言うから、と彼女が言ってくれたら、その言葉を信じる。
反対に、彼女が少しでもためらったら、その日はそこまで。
肝心なのは、確かめる回数より、彼女が嫌と言える空気をつくっておくこと。

初めてのけんかは、終わりの合図じゃない

初めてのけんかは、ある日突然やってくる。
経験のない男性ほど、これを関係の終わりだと思い込んでオロオロする。
35歳の男性は、けんかの翌朝、謝罪の長文と花束を彼女の家まで届けた。
彼女の返事は、そういうことじゃない、のひと言。
花束を抱えたまま、玄関先で立ち尽くしたそう(泣)
まさか花束が裏目に出るとは、本人は想像もしていなかったようです。
彼女が欲しかったのは、謝罪の品じゃなく、気持ちを聞いてもらうこと。
最初の衝突は、教習所でいえば路上教習の初日。
うまくいかなくて当たり前です。
何が嫌だった?と聞いて、最後まで黙って聞く。
反論は、そのあとでいい。
けんかのたびに、彼女のことがひとつ深くわかっていく。

解決策より先に、そうなんだ、を言う

彼女が仕事の愚痴をこぼしたとき、すぐに解決策を出したくなる人が多い。
上司に相談してみたら。転職も考えたら。
善意なのはわかる。
でも彼女が欲しいのは、答えより、聞いてもらえたという感覚のほう。
解決策を出す前に、そうなんだ、大変だったね、をひとつ挟む。
ひと呼吸おくだけで、同じアドバイスでも、届き方がまったく違ってくる。
面談で見ていても、まず聞く、を徹底した男性ほど、交際が長続きしていた。

元彼と比べたくなったら

彼女に恋愛経験があると、元彼と比べられていないか不安になる。
デートの店も、プレゼントも、元彼に負けていないか。
それで、つい聞いてしまう人がいる。
元彼とどっちがいい?
これだけは、やめておいて。
彼女は比べていないのに、その質問で比べるきっかけを渡してしまう。
彼女があなたを選んだ時点で、比べっこはもう終わっている。
見るべきは、過去の誰かじゃなく、目の前の彼女の表情です。
どうしても気になる夜は、次にどこへ行きたいかを聞いてみる。
未来の話をしている間は、過去と比べる暇がない。

家族や友達への紹介、SNSへの投稿は、先に彼女に聞く

付き合いはじめの時期は、うれしくて誰かに話したくなる。
友達に写真を見せる、SNSに二人の写真を載せる、親に紹介したがる。
気持ちはまっすぐでも、彼女のほうは、まだ心の準備ができていないこともある。
投稿する前には、載せていい?と聞く。
家族への紹介は、彼女のペースを待つ。
うれしさを外に出す前に、彼女の了解をもらう。
その小さな確認から、この人は私の気持ちを先に考えてくれる、と伝わります。

結婚の話は、早すぎても遅すぎても重い

交際経験の少ない30代、40代の男性ほど、結婚の話をいつ切り出すかで迷う。
付き合って1か月で、子どもの名前の候補を彼女に見せた人までいる。
彼女は笑顔でかわしたものの、その夜から、返信の間隔が少しずつ空き始めた。
逆に、1年たっても将来の話をまったくしないと、今度は彼女のほうが不安になる。
目安は、付き合って3か月を過ぎたころ。
いつか一緒に住むなら、どの街がいいかな。
晩ごはんの相談と同じ温度で、一度だけ未来の話を混ぜてみる。
彼女の反応で、二人の速度がだいたいわかります。

記念日より、普通の日のひと言

初めての彼女だと、1か月記念、100日記念と、記念日を全部祝おうとする人も多い。
もちろん、祝われて喜ぶ女性もいる。
ところが面談で女性たちに聞くと、心に残っていたのは何でもない日のひと言でした。
雨の日に、駅まで迎えに行こうか、とLINEが来た。
仕事で落ち込んでいたら、黙ってコンビニのプリンを買ってきてくれた。
記念日は、カレンダーが教えてくれる。
普通の日の気づかいは、彼女を見ていないとできない。
彼女と向き合うって、こういう地味な積み重ねなのかもしれない。

初めての彼女だからこそ、手放さないでほしいもの

自分の時間と友達を、手放さない

初めての彼女ができると、生活のすべてが彼女中心になりやすい。
友達の誘いを断り、趣味をやめ、週末は全部デート。
最初は彼女もうれしい。
でも、あなたの世界が彼女だけになると、どうなるか。
既読がつくかどうかで、あなたの一日が丸ごと揺れるようになる。
その重さは、いずれ彼女にも伝わる。
友達の集まりにも顔を出す。趣味の時間も残す。
彼女のほかにも熱中できるものがある人は、会うたびに新しい話を連れてくる。

わからないことは、彼女に聞いていい

どこに行けば喜ぶのか。何をプレゼントすればいいのか。
一番確かな答えを持っているのは、彼女本人。
どこ行きたい?何が好き?と聞くのは、恥ずかしがるような話じゃない。
聞かずに外すより、聞いて当てるほうが、はるかにいい。
女性は、自分を知ろうとしてくれた人を、思っている以上に覚えているものです。

若葉マークは、1年たったら外していい

車の免許を取ると、1年間は初心者マークの表示が義務になっている。
恋愛も同じで、最初の1年は若葉マークの期間だと思えばいい。
ぎこちなくても、遠回りしても、それが当たり前の時期。
1年分のけんかと仲直りを重ねれば、マークは自然に外れているからね。

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