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シングルマザーが好意を持つ相手に見せるサイン

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目次

ネットの脈ありサインがシングルマザーに通用しない理由

独身女性向けの基準で測れば、シンママの好意はたいてい脈なしと判定される。
恋愛に回せる時間も体力も、そもそも桁がひとつ違うんだもの。

返信が遅い彼女を脈なし扱いした、新人時代の大失敗

入社2年目の春だったかな。
40歳手前の男性会員から、LINEの相談を受けた。
お相手は、6歳の男の子を一人で育てているシンママ。
返信は決まって半日後で、ひどい日はスタンプがひとつ。

「これ、脈なしですよね」
そう聞かれて、私は即答でうなずいた。
別のお見合いも組みましょうか、と提案までして。
(あの時の自分を正座させて説教したい)

たまたま、彼女の担当も私。
数週間後の面談で、彼女がつぶやいたひと言にハッとした。
「あの人のLINEだけは、子どもが寝てから返したくて取っておくんです」
取っておく、ですよ。
すぐ返せなかったんじゃない。雑に返したくなかったわけ。
まさか、あの素っ気ないスタンプの裏にそんな事情があったとは…。

救いだったのは、彼が私の提案を聞き流してくれていたこと。
二人はそのあと真剣交際に進み、1年もたたずに成婚退会。
私の見立ては、見事に大外れ(笑)
男性会員にどう謝ったかは、ここでは伏せておく。

母親になって知った、寝かしつけ後の30分の重さ

正直言って、当時は分かったつもりでいただけ。
シンママ会員にも、返信はもう少し早めにと平気で注文をつけていたし。
どの口が言うんだか。

自分が子どもを産んで、骨身に染みた。
夜9時に寝かしつけが終わる頃には、体はもうぐったり。
そこから洗い物、連絡帳、明日の着替えの準備。
全部片づけて、ようやく手元に残る自分の時間は、せいぜい30分。

恥を忍んで書くと、夫のLINEを3日既読スルーしたことがある。
中身は、週末どこか行く?の一言だけだったのに。
(ごめん、本当にごめん)
夫婦で子育てを分け合っている私でさえ、このありさま。
一人で家のことを回すシンママの余裕のなさは、私の比じゃない。
その虎の子の30分を、誰に差し出すか。
好意がごまかしようもなく表れるのは、そこなんです。

シングルマザーが好意を持つ相手にだけ見せる6つのサイン

どれも、押しの強い好意とは向きがあべこべ。
見落とす男性が続出するのも無理はない。
検索上位のサイン集より、よほど当たると自負してる。

夜の自由時間を、あなたとのLINEに充てる

返信のスピードは見なくて結構。
見るべきは、メッセージが届く時間帯。
21時から23時あたりに返事が集まっているなら、かなり見込みありだと思う。
そこは、彼女が母親業から解放される唯一の隙間。

意外と誰も気にしていないのが、文章の長さ。
昼はスタンプだけなのに、夜になると急に長文が届く。
日中に打てなかった言葉を、まとめて送ってきているの。
おやすみで締めくくられる日が続くのも、悪くないサイン。
一日の終わりの席に、あなたを座らせている証拠。

日中の即レスばかりで夜は音沙汰なしなら、取引先と同じ扱いかもね。

離婚の理由を、自分の落ち度まで話してくる

相談所では、入会時に離婚歴や子どもの人数、同居の有無まで申告してもらう。
ただ、プロフィールに並ぶのは事実の羅列。
なぜ別れたのか、自分にどんな非があったのかまでは載らない。
それを3回目のデートあたりで、突然語りだすシンママがいる。
元夫の浮気だけじゃなく、自分も家のことを投げ出してた、とまで。

聞かされた男性は、だいたい面食らう。
重い話をされたけど、引いてほしいってこと?と。
違う違う!
あれは、彼女なりの契約前の説明会。
家を借りるとき、ハンコの前に不利な条件まで一つ残らず読み上げられるでしょ。
それと同じことを、恋愛でやっている。
つまり、あなたとの契約を前向きに検討している段階。
逃げるなら今のうちだよ、という出口の案内でもある。
どうでもいい相手に、わざわざ古傷を開いてみせる人なんていないもん。

そんな打ち明け話をされた男性には、毎回こうアドバイスしていた。
顔色を変えずに、話してくれてありがとう、とだけ返してください。
それができた人は、次の段階へ進んでいくことが多かった。

子どもに会わせるのを、あえて先延ばしにする

子どもに紹介してくれた、イコール本気。
この思い込みが、いちばん根強いかもしれない。
現場で見てきた景色は、まるで逆だった。

中学生の娘さんを育てる、40代の女性会員がいた。
真剣交際に入って3か月たっても、娘にはまだ会わせられないの一点張り。
男性はしびれを切らして、遊ばれてるんじゃないかと私に詰め寄る始末。
彼女に理由をたずねたら、しばらく黙りこんでから、こう返ってきた。
「娘から大人がいなくなるのは、一回で十分なので」
腕に鳥肌がぶわっと立った。

本気だから、会わせない。
この人とも終わったら、娘はまた誰かを失うことになるから。
彼女の許可をもらって、その返事をそのまま彼に伝えた。
それ以来、彼の口から催促めいた言葉は一度も出ていない。
入籍を知らせるハガキが届いたのは、それから1年ほど後のこと。

反対に、2回目に会った日に息子さんを同伴させた女性もいる。
お相手は、子どもと遊んでくれる親戚のおじさん枠に収まって終了。
炎上覚悟で言わせてもらうね。
子どもに早く会わせる人ほど、あなたを男として見ていない率は高い。

手助けを断って、借りを作らないようにする

頼ってくるのは脈あり、という説もよく見かける。
惚れた相手にほど、シンママは甘えてこない。
買い物袋を持とうとしても、大丈夫ですと笑ってかわされる。
食事代は、割り勘を言い出して聞かない人ばかり。
ごちそうした次のデートには、手作りのお菓子が必ずついてくる。

これ、壁を作られてるのとは違うから安心して。
助けてもらう側に回った瞬間、恋愛から対等さが消えてしまう。
彼女たちが何より怖がるのは、そこ。
お世話になる人より、隣に並ぶ人でいたいんだろうね。
(男性陣、ここの読み違いがマジで多い)

弱音は吐く。でも、手は借りない。
この組み合わせがそろったら、相当濃い。
あれだけ断っていた人が、初めて頼みごとをしてきた日。
それはもう、告白の一歩手前と受け取っていい。

私なんかやめときなよ、と予防線を張る

子持ちだし、若い子を選べばいいのに。
こんな自虐が、デートの帰り際にこぼれる日がある。
真に受けて身を引く男性が、後を絶たない。
半分はテスト、半分は本音。
断られる前に自分から退いておけば、傷が浅くて済むからさ。
興味のない男性に、こんな予防線はそもそも張らない。

実際、それを言われて、ですよねと笑って返した男性がいた。
翌週、彼女の側から交際終了の連絡。
面談室で、彼女は少しだけ泣いていた。

この場面に効くのは、長い励ましより短い事実。
年齢や子どもの話に、いちいち反論しないこと。
あなたと話してる時間が好きです、くらいでちょうどいい。
変に熱弁をふるえば、彼女はかえって身構える。
ただし、あなたとは無理、と言われたなら話は別。
それは予防線じゃなく、返事そのもの。

ママじゃない、昔の自分の話を始める

ここまでブレーキの例ばかり挙げてきたけど、最後はそこから足が離れるとき。
個人的には、これが出たら勝負あり、と見ている。
シンママの会話は、どうしても子ども中心になりがち。
運動会、熱が出た、宿題をやらない。
それがある日、主語が子どもから彼女自身に切り替わる。
学生時代にバンドでベースを弾いてた過去や、美容師になりたかった夢。

ある女性会員は、22歳の頃の写真をスマホで見せたらしい。
相手の男性は、へえ若いね、で流したそうで…。
もったいない!
何年も封印していた自分を、彼の前でだけ解き放ったのに。
母親の顔になる前の、名前で呼ばれていた頃の彼女。
その顔を向けたくなる相手は、父親候補というより一人の男。
この報告を受けたとき、デスクで頭を抱えたのを覚えてる。

シングルマザーの好意と、ただの優しさの見分け方

読み進めるうちに、むしろ不安が増した人もいるはず。
頼られてる気はするけど、これって利用されてるだけ?って。

便利な人止まりかどうかは、彼女の記憶で分かる

電球の交換を頼まれた。棚の組み立てにも呼び出される。
そんな相談を受けるたびに私が見ていたのは、ひとつだけ。
彼女が、あなたのことを覚えているか。
シンママの頭の中は、給食袋と予防接種の日程でいっぱい。
その脳みその片隅に、あなたの母親の手術日が残っていたら本物。
先週のプレゼンどうだった?と、向こうから聞いてくる。
便利屋扱いの相手に、こういうことは起きません。

用があるときにしか連絡が来ないなら、答えはもう出てる。
はぁ…私も20代の頃、引っ越しのときだけ呼ばれる女だったから分かる(泣)

頼る気持ちと好意が、同じ人の中で並んで走っているケースもあった。
でも結局、その境目だけは最後まで見抜けなかった。

今は恋愛どころじゃない、の後ろに何が続くか

シンママがよく口にする断り文句がある。
今は恋愛どころじゃなくて、というやつ。
同じ言葉でも、尻尾に何がくっつくかで中身は別物になる。
それ以上何も続かないなら、丁寧なお断り。
期限や事情が添えられていたら、それは保留のお願いです。
息子の受験が終わるまで、仕事の異動が落ち着くまで、みたいに。
断る気満々の人が、家庭の事情を一つずつ並べる手間をかけるかって話。

待てるか、待てないか。そこがたぶん最初の分かれ道。
待つといっても、黙って消えろという意味じゃない。
月に一度、元気?と送る程度の距離感を保てばいい。

寂しいシンママなら落とせる、と考えた時点で終わり

ついでに、嫌われる男性の話も書いておきます。
シンママは寂しいだろうから、押せばいける。
口に出さなくても、そんな腹の内は態度ににじむ。
彼女たちは過去に、パートナー選びで痛い思いをしている。
おかげで、下心を嗅ぎ分ける鼻が異様に利く。

子どもへのプレゼントで点数を稼ごうとする人も、同じ穴のむじな。
初対面から高価なおもちゃを持ってこられても、母親の笑顔は引きつっている。
救ってあげたいというヒーロー願望も、高確率で彼女のプライドを踏む。
救われたくて恋をするシンママは、私の担当にはほとんどいなかったよ。

シングルマザーの脈ありサインに気づいた後の動き方

ここからが腕の見せどころ。
舞い上がって張り切りすぎ、全部台無しにする男性は珍しくない。

ドタキャンしていい、と先に伝えておく

誘い方をひとつ変えるだけで、反応の温度が変わる。
週末のディナーじゃなく、平日の昼にコーヒー1杯だけ。
子どもが園や学校にいる時間なら、預け先の手配もいらない。
お店も、駅前のチェーンで上等。
移動に使う時間は、そのまま彼女の睡眠から削られていく。
そこに、子どもの体調次第で当日キャンセルもOK、と書き添える。

シンママを地味に追いつめるのは、約束を守れない自分を責める時間。
先に逃げ道を用意してくれる人には、それだけで心を許しやすくなる。
実はこれ、成婚まで進んだ男性会員の多くがやっていたこと。
(教えたのは私なんだけど、と小さく自慢しておく)

ちなみに夫との初デート、寝坊して1時間遅刻したのは何を隠そう私。
なのに彼は、慌てなくていいよ、のメッセージだけ。
あれでとどめを刺された身としては、人のことは言えない。

子どもごと愛します、は最初に言わなくていい

交際の早い段階で、お子さんも含めて全部受け止めますと宣言する男性がいる。
誠実そうだし、本人もいたって大真面目。
ところが、シンママからの評判は散々でした。
会ったこともない子を、どうやって愛するつもりなのか。
口当たりのいい約束ほど、一度離婚を経験した人には軽く聞こえる。

信用を勝ち取ったのは、もっと不器用な台詞。
子どもとの接し方は、まだ全然分からない。でも、知っていきたい。
そう口にした30代後半の男性会員は、半年後にプロポーズを受けてもらえた。

脈ありサインを探しているうちは、まだ彼女を採点している側。
サインを見つけたら、次はこっちが不格好な本音をさらす番。
完璧な答えより、迷いながら絞り出した言葉のほうが、あの夜の30分にはよく似合う。

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