MENU

カップルで腕を組むメリットとデメリット、歩幅でバレる男の本性

  • URLをコピーしました!

腕を組むと密着できて幸せ、でも歩きにくいのが玉にきず。
腕を組むメリットとデメリットなんて、せいぜいその程度の話だと思っていた。
表参道の交差点で、担当していた女性会員さんを見かけるまでは。

金曜の夜、お見合いから1か月のお相手と腕を組んで、信号待ちをしていた彼女。
声をかけようとして、やめた。
青に変わった途端、彼が前へ前へと歩き出す。
8センチのヒールの彼女は、腕ごとグイグイ持っていかれていた。
2週間後の面談で、彼女は交際終了を切り出した。
なんとなく合わない気がして、と。
なんとなく、じゃないでしょうよ…
横断歩道を渡りきるまでの十数秒で、答えはもう出ていたのに。

結婚相談所のアドバイザーのデート報告を聞いてきた耳で言わせてもらう。
腕を組んで手に入るものは、甘い気分より、もっと実用的。
この人と歩幅が合うかどうか、体で答え合わせができることです。

目次

腕を組むメリットは、密着感より歩幅でわかる相性

5分歩けば、合わせる男かどうかわかる

手をつなぐと、腕の長さぶんの遊びが残る。
多少ペースがずれても、その遊びが吸収してくれる。
腕を組むと、遊びはゼロ。
ひじとひじで直結しているから、相手の速さも迷いも、そのまま伝わってくる。
彼はヒールのあなたに合わせて、速度を落とすか。
車道側には、言われる前に回る?
腕を取られたら、もう片方の手のスマホをポケットにしまうか。
最初の1分だけ速度を合わせて、話が盛り上がると元のペースに戻る男もいる。
性格が悪いわけでもない。
ただ、隣が遅れていると気づくまでのタイムラグは、結婚後の家事や育児でもそのまま出る。

あの交差点の一件以来、面談メモに歩幅という欄を勝手に作りました。
担当の女性たちには、男性側に内緒の宿題を出していたんです。
2回目のデートの帰り道、5分だけ腕を組んで歩いてみて、と。
歩幅の欄に、合わせてくれた、と書けたカップルは、不思議なくらい話がまとまる。
引っ張られた、と書いた二人は、たいてい次のデートまでたどり着かない。
正直言って、プロフィールのどの欄より当てになった(笑)
結婚なんて、何十年も続く二人三脚みたいなもの。
その練習が5分で済むなら、安いもんでしょ!

手をつなぐより身軽、ほどくときに角が立たない

手汗を気にしなくていい。
よく言われるこの話は本当で、夏場は地味にありがたい。
でも、もっと大きいのは、ほどくときに気まずくならないこと。
手をつないでいると、どっちが先に離すかで妙な駆け引きが始まるでしょ。
つないだ手を離せば、それだけで何かの合図みたいに受け取られる。
腕なら、改札の前でほどいて、抜けた先でまた組めばいい。
ショーウィンドウを指さすときも、スマホを見るときも同じ。
手つなぎが固結びなら、腕組みは蝶結び。
見た目は腕組みのほうが濃いのに、中身は手つなぎより気楽なんです。

夫と初めて腕を組んだのも、駅の改札の手前でした。
改札でほどけて、抜けた先で私から組み直す。
そのとき彼は何も言わず、組みやすいようにひじを少し開けてくれた。
この人とならいけるかも、と思ったのはあの時です。
ちなみに今でも、夫は私が近づくと無意識にひじを開ける。
結婚して何年たっても、あそこだけは律儀なんだよね。

腕を組むデメリット、本当に困るのは歩きにくさじゃない

人目が気になる、歩きにくい。
よく挙がるデメリットは、どれも嘘じゃない。
ただ、デート報告で耳にした失敗は、もう少し根の深いものばかりでした。

顔が近すぎて、かえって表情が見えない

腕を組むと、相手の顔まで20センチ。
近すぎて、横を向いて目を合わせるのが逆に照れくさい。
結果、二人そろって前を向いたまま、独り言を交換するような会話になる。
ある女性は、駅からお店までの15分、最後まで腕を組んで歩いたそう。
その日の報告がこれ。
「彼の耳の形しか覚えてないんです」
笑ったけど、笑い事じゃない。
付き合う前の時期に欲しいのは、相手の表情から拾える情報のほうだから。
組むのは移動のあいだだけにして、信号待ちでは一度ほどいて顔を見る。
それだけで、帰り道の会話の濃さが変わります。
耳の形の彼女も、翌週のデートで試してみたらしい。
彼が笑うと目尻に三本しわが寄ることを、やっと発見したって。

背の差に傘に胸の位置、どちらかが黙って我慢している

身長差が30センチあると、女性の腕はつり革をつかむような角度になる。
男性は男性で、片方の肩を下げたまま歩くことになる。
雨の日なら、傘は誰が持つのか問題も勃発。
腕が胸に当たって気まずいんです、と小声で漏らした男性会員もいました。
歩きにくい、のひと言で片づけられがちだけど、実態は片方の辛抱です。
しかも辛抱しているのは、たいてい組もうと言い出さなかったほう。
身長差があるなら、二の腕に抱きつくのはやめておく。
ひじの少し下に手を添えるだけで、角度はかなり楽になります。

話は変わるけど、最近は4歳の娘が私の腕にぶら下がって歩く。
これがまあ重い(泣)
娘はご機嫌だから、文句も言えずに肩をかばいながら歩くわけ。
大人の腕組みでも、同じことが起きてる。

知り合いに見られて困るのは、恥ずかしさより噂の速さ

これは私の、だいぶダサい話。
20代の頃、当時の彼と、彼の会社の近くを腕組みで歩いていたときのこと。
前から突然、彼の同僚らしき男性が2人。
ギクッとした彼は、私の腕を振りほどいて半歩前に出た。
(は?今の何?)
その晩は大げんか。泣きながら駅の階段を下りたもんね。
その彼とは半年後に別れた。腕のせいじゃないけど、腕のせいにしておく。

今ならわかる。
腕を組んで歩く姿は、手つなぎよりはるかに強い交際宣言として周りに映る。
月曜の朝には、喫煙所で結婚するのかと冷やかされる。
彼が嫌がったのは私じゃなく、その噂の回る速さだった。
会社の最寄り駅や地元で組まないのは、冷たさじゃなく大人の気づかい。
線を引くなら、彼の生活圏から二駅ぶん離れたあたり。
そこから先は、好きなだけ組めばいい。

付き合う前に腕を組むのはアリか、元アドバイザーの答え

付き合う前に腕を組めば、好意が伝わって、男性に意識させられる。
よく聞く話だし、伝わるのは確か。
困るのは、伝わりすぎることのほう。

付き合う前の腕組みは、男から告白のセリフを奪う

腕を組まれた男性は、たいていこう受け取ります。
もう答えは出ている、わざわざ言葉にしなくても伝わっている。
告白って、断られるかもしれない男がする儀式なんです。
断られる心配が消えたら、男はそれをサボる!

入会面談で、この手の話を何度聞いたことか。
30代前半のある女性は、職場の先輩と半年間、週末のたびに腕を組んで出かけていた。
手もつないだし、ご飯も映画も行った。
でも、付き合おうとは一度も言われていない。
半年後、先輩の結婚報告は、まさかの社内メールで届いたそう。
はぁ…
彼女はその月のうちに、相談所の門を叩いた。
腕を組んだことを悔やんでいるんじゃない。
言葉をもらう前に、言葉のいらない空気を作ってしまったことを、長いこと引きずっていた。

組むなら、ひじの内側に指先をかけるだけでいい

付き合う前は一切組むな、なんて言うつもりはない。
おすすめは、彼のひじの内側に指先を軽くかけるやり方。
体は寄せず、手すりにつかまるくらいの力で。
これなら、もう決まりだと男性に思わせずに済むし、歩幅のチェックもできる。
始めるのは、階段や人混みみたいに、つかまる理由がある場所から。
見どころは、その理由が消えたあと。
人混みを抜けたところでひじがゆるむなら、今日はそこまで。
抜けても彼がひじを締めたままなら、その先の言葉は、彼の口から待てばいい。

軽く見られるかどうかは、組んだあとの帰り方で決まる

女性から腕を組んだら、軽い女だと思われないか。
面談では、これも定番の質問でした。
答えはいつも同じ。
軽く見られるかどうかを決めるのは腕じゃなく、その日の別れ際です。
うちの相談所には、婚約するまで一線は越えないという決まりがあった。
だからみんな、腕を組んだ日でも、夜9時には駅で手を振って帰っていく。
それで評価が下がった女性を、私は一人も知りません。
むしろ、腕は組むのに深追いさせない人ほど、男性の側が本気になっていった。
距離を縮めるのと、なしくずしにするのは別物ってこと。

胸の前で組む腕組みにも、メリットとデメリットがある

腕を組む、で調べると、自分の胸の前で腕を組む仕草の話も混ざってくる。
お見合いの現場では、むしろこっちのほうがよく事件を起こしていた。

お見合いの席で腕を組んだ男性に届いたお断り

ホテルのラウンジでのお見合い。
45歳の男性が、お相手の話を聞くあいだ、腕を組みっぱなしだった。
本人は真剣に聞いているつもり。
翌日届いたお断りの理由は、品定めされているようで落ち着かなかった、の一文だけ。
伝えたときの彼の顔は、今も忘れられない。
考えごとをするときの癖なんです、と消え入りそうな声で。
本人にそのつもりがなくても、向かいに座った人には、癖の事情までは見えない。
次のお見合いでは、彼は両手でコーヒーカップを包んで話を聞くようにした。
腕を組む隙をなくす作戦です。
3人目の女性とは、初めてお見合いの先へ進めた。

一人のときは味方、人前では敵になる仕草

胸の前の腕組みにも、取りえはある。
自分で自分を抱える形になるから、緊張がやわらいで考えがまとまりやすい。
冷える日は、体温を逃がさない役目もしてくれる。
それが人の前だと、話を受け止める姿勢じゃなく、身構えた姿勢に見えてしまう。
冬の待ち合わせで、腕を組んで彼を待っていた女性がいる。
遅れてきた彼の第一声は、怒ってる?だったそう。
寒かっただけなのに、と本人はふくれていた。
でも結局、腕組みそのものが悪いんじゃなく、出す場所を間違えているだけだと思う。
お見合いやデートの席では、手はテーブルの上か膝の上に。

反対に、彼が腕を組んだまま話を聞いていても、すぐに嫌われたと決めつけないで。
エアコンが効きすぎていないか、つま先がこっちを向いているか。
そこを確かめてから落ち込んでも、間に合うから。

腕を組むのを嫌がる男の本音と、ひじを差し出す男

嫌がる男の多くは、冷めたんじゃなく慣れていないだけ

腕を組もうとすると、さりげなく距離をとる彼。
冷められたかも、と落ち込む女性は多かった。
でも男性側から本音を聞くと、理由は拍子抜けするほど地味なんです。
どのスピードで歩けばいいのかわからない。
片手がふさがると、地図アプリが見られない。
組まれた瞬間、ひじから先がカチコチに固まる。
最後のは、38歳の男性会員さんが真顔で打ち明けてくれたもの。
どれも、愛情の量とは関係ない。
こういう彼には、指先だけの組み方を提案して、歩く速さは彼に決めてもらえばいい。
ペースを任されると、男は意外と落ち着くものです。
拒まれた直後に不機嫌になるのだけは、やめておいて。
歩くの速いね、と笑って指先をかけ直すくらいの軽さで十分。

男性へ、腕は組まれる前に差し出したほうが効く

ここだけは、男性に向けて。
腕は、組まれるのを待つものじゃなく、差し出すもの。
これを自然にできる日本の男性は、驚くほど少ない。
タイミングは、階段、濡れた路面、ヒールの日の下り坂、それと飲んだ帰り道。
ひじを軽く曲げて、彼女の側に少し寄せるだけでいい。説明は不要です。

40歳の歯科技工士の男性は、歩道橋の階段の前で、黙ってひじを差し出した。
相手の女性はヒールの高い靴が好きで、その日も足元がおぼつかなかったらしい。
数週間後、彼女はほかの候補を全員お断りして、彼ひとりに絞った。
決め手を聞いたら、あの階段です、と即答。
手を差し伸べる男はいても、ひじを貸せる男はめったにいない。
手は引っ張るもので、ひじは預けてもらうものだから。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次