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一番やってはいけない男女の別れ方

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別れ方で、人間性が出る

付き合い始めより、別れ方の方が、その人の本質が出る。これは7年間、何百組もの別れを間近で見てきた経験から、確信を持って言える。うまくいっているときは誰でもそれなりに振る舞える。でも関係が終わるとき、プレッシャーがかかったとき、傷ついているとき、本当の人間性が出てくる。別れの場面でその人の核が露わになる。今日は、やってはいけない別れ方の話をするよ。

別れ方が後の人生に影響するという話

別れ方が雑だと、その後の自分にも影響が出る。これは精神論じゃなくて現実の話だ。別れた相手から職場に連絡が来る、共通の友人関係が壊れる、SNSで晒される、最悪の場合は法的な問題に発展する。別れ方の雑さが、終わったはずの関係を終わらせないまま引きずり続ける原因になる。

絶対にやってはいけない別れ方、現場で見てきたもの

 

LINEだけで終わらせる

これが現場で一番トラブルになった別れ方だ。付き合っていた相手に、LINEだけで別れを伝える。既読がついて、相手が何か返してきても、それ以降を無視する。または既読をつけずにブロックする。

傷つけたくないから、という理由でLINEを選ぶ人がいる。でもLINEでの別れは、受け取る側に傷つけられた感が直撃する。顔も見せずに終わらせた、それだけの関係だったという烙印が押される感覚になる。

29歳の男性会員礼人さん、交際相手の女性からLINE一行で別れを告げられた。理由もなく、ただ別れてください、とだけ。翌日からブロックされていた。礼人さんはしばらく呆然としていたと言っていた。怒りより先に、自分がそういう扱いでよかったのか、という感覚が来た、と。その傷は、次の恋愛にも持ち込まれていた。

突然の音信不通、いわゆるゴースティング

連絡を一切断って、存在ごと消える別れ方だ。LINEのブロック、SNSの全削除、電話に出ない。何も言わずに相手の世界から消える。

ゴースティングが相手に与えるダメージは、普通の別れより深い場合が多い。何が起きたのかわからない、自分が何かしたのか、相手に何かあったのか、終わったのか続いているのか。この宙吊り状態が、受け取った側の精神をじわじわと蝕む。

ゴースティングをした側は楽だ。気まずい会話をしなくていい、泣かれなくていい、責められなくていい。でもその楽さのツケを、相手が全部払わされる。

相談所で、ゴースティングをされた経験を持つ会員さんが何人もいた。共通していたのは、次の恋愛で相手が急に連絡してこなくなっただけで過剰に不安になる、という後遺症だった。ゴースティングは別れ方の中でも、相手への影響が最も長く続く種類の一つだ。

別れる前に新しい相手を作る

今の関係が終わる前に、次の相手を確保してから別れる。保険をかけた別れ方だ。相談所という場では、交際中に並行してお見合いを続けていたケースが発覚して問題になることがあった。

この別れ方の問題は、二重に人を傷つけることだ。別れた相手は、自分がいる間にすでに次がいたという事実を知ることになる。その傷つき方は、普通の別れとは全然違う。自分の存在が並列に扱われていたという感覚だ。

これをやった側の言い分は大体決まっている。情が移らないようにするため、一人になるのが怖かった。気持ちはわかる。でも受け取った側の傷は、言い訳で消えない。

第三者を通じて別れを伝える

友人に頼んで伝えてもらう、共通の知人経由で終わりにする、SNSへの投稿で間接的に伝える。これも現場でトラブルになったパターンだ。

第三者を通じた別れは、当事者同士の問題に関係のない人を巻き込む。その人間関係まで壊れていく。友人が板挟みになり、コミュニティ全体がぎこちなくなる。一人との関係を終わらせたつもりが、周囲の関係にまで波及する。

相談所で、スタッフを経由して相手に別れを伝えてほしいという依頼が来たことが一度だけあった。そのときはお断りした。当事者同士で話すことを強くすすめた。結果的にそうしてもらって、関係はきれいに終わった。第三者を経由しなかったことで、どちらも傷の深さが違ったはずだ。

やってはいけない別れ方の中で、最悪なのはどれか

 

相手を責め続けながら別れる

別れを告げる場で、相手の全てを否定しながら終わらせる別れ方がある。あなたのここが嫌だった、こういうところが無理だった、あのときのあれが許せなかった。終わりにする理由を、相手への批判の形で全部ぶつける。

気持ちはわかる。我慢してきたものが、別れという解放の瞬間に溢れ出す。でもこれをやると、受け取った側の傷が必要以上に深くなる。しかも批判の内容が正しいかどうかに関係なく、別れの場で全部ぶつけられた事実が、相手の中に何年も残る。

澄香さん、34歳の女性会員。交際終了の場で、2時間以上相手から批判を受け続けたと話してくれた。最初は聞いていたけど、途中から何も入ってこなくなった、ただ終わってほしかった、と言っていた。

その経験から1年後も、澄香さんは交際を怖がっていた。次の相手にも同じことをされるという恐怖が抜けなかった。別れの場での言葉が、恋愛そのものへの恐怖に変わっていた。

現場が選ぶ、最もやってはいけない別れ方

LINEだけ、ゴースティング、別れる前に次を作る、第三者経由、批判し続けながら別れる。全部最悪だけど、その中で一番やってはいけないのはどれか。

ゴースティングだ。理由は、受け取った側に終わりを認識させないからだ。他の別れ方は、傷つくけど終わりがわかる。ゴースティングは終わりがわからないまま時間が過ぎる。その宙吊り状態が、人の精神に与えるダメージは他の別れ方と比較にならない。

終わりがわかれば、人は前に進める。終わりがわからないと、進めない。ゴースティングはその進む機会を奪う。これが最も残酷な別れ方だと、現場で何度も確認してきた。

では、どう別れればいいのか

 

直接会って、短く、はっきり伝える

綺麗事に聞こえるかもしれないけど、これが唯一の正解に近い。直接会って、別れたいという意思をはっきり伝える。理由は短くていい。長く説明するほど、相手が反論や引き止めの余地を見つけてくる。

もう一緒にいることが難しいと感じている、という一言で十分だ。相手を批判する必要はない。自分の気持ちの話として伝える。

会う場所は、相手が感情的になっても大きな問題にならない場所がいい。相手の家や自分の家は避けた方がいい。長引きやすいし、予測できない状況になりやすい。

引き止められたときの話

別れを伝えると、引き止められることがある。なぜ、理由を教えて、もう一度だけ、変わるから。こういう言葉が来たとき、揺れるのは当然だ。でも揺れながらも決意を持ち続けることが大事だ。

引き止めに乗って関係を続けた後に、やっぱり別れる、という二度目の別れが一番こじれやすい。一度言ったことを撤回した、という事実が、相手に次も引き止めれば戻る、という学習をさせてしまう。

決めたなら、揺れながらでも通す。これが相手への誠実さでもある。

別れた後の連絡をどうするか

別れた後に連絡を断つことは、ゴースティングとは違う。別れを伝えた上で、その後の連絡を控えることは相手への配慮でもある。ただし、別れを告げた後に未練から連絡してしまうケースが現場では多かった。

礼人さんはゴースティングをされた後、次の交際でうまく別れを告げられた。直接会って、短く伝えて、その後の連絡は控えた。相手は傷ついたけど、きちんと終わりを受け取れた、と後から礼人さんに伝えてきたらしい。傷ついたけど、感謝している、と。

別れ方が丁寧だと、傷の深さが変わる。これは現場で繰り返し確認してきたことだ。

別れ方が、次の恋愛を決める

 

やってはいけない別れ方をされた人の話

ゴースティングをされた、批判し続けられながら別れられた、LINEだけで終わらせられた。こういう別れ方をされた人が相談所に来るとき、次の恋愛への向き合い方に影響が出ていることが多かった。

信頼することへの恐怖、感情を出すことへのブレーキ、相手が急に連絡してこなくなっただけで不安になる反応。別れ方の傷が、次の恋愛の障壁になっていた。別れ方は、終わった関係だけの話じゃない。相手の次の恋愛にも影響する。その責任の重さを知っていると、少しだけ丁寧に別れようと思えるはずだ。

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この記事を書いた人

元・大手結婚相談所でアドバイザーとして7年間勤務。

結婚・出産・子育てを経験した現在は、現場を離れていますが、これまで培ってきた恋愛・デート・婚活ノウハウを届けたいと思いブログを始めました。現場から離れた今だからこそ見える恋愛のバグと逆張りの勝ち方を教えます。

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