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おとなしいのに我が強い人の心理と恋愛での特徴

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静かなのに、なぜか譲らない人がいる

声が大きいわけじゃない、主張が激しいわけでもない、でもなぜか自分のやり方を曲げない。おとなしそうに見えるのに、ここぞというところで全然引かない。そういう人が一定数いる。

最初はよくわからなかった。おとなしい人というのは、周囲に合わせる人だと思っていた。結婚相談所でアドバイザーをやってきて、外見の静かさと内側の強さが全然比例しないことを、何度も確認してきた。むしろおとなしく見える人の方が、我が強い場合がある。

おとなしい人と我が強い人、普通は反対に見える

おとなしい=従順、我が強い=主張が激しい。こういう図式で捉えている人が多い。でもこの図式は表面的すぎる。おとなしいというのは、外側の表現スタイルの話だ。声が小さい、主張が少ない、場の空気を乱さない。我が強いというのは、内側の意志の話だ。自分の考えへの確信が強い、曲げたくないものがある、妥協に抵抗感がある。この二つは、全然別だから同時に存在できる。

おとなしいのに我が強い人の心理

 

表に出さないだけで、内側には確固たる意見がある

おとなしいのに我が強い人の多くは、表に出すことに慎重なだけで、内側には明確な意見がある。言わないのは、言う必要を感じていないからだ。または言っても無駄だと思っているからだ。

でも自分の中では決まっている。これは譲れない、これは曲げない、これだけは通す。その内側の確信が、外から見えにくいだけで、ちゃんとある。

33歳の女性会員、礼奈さんは物静かで、お見合いの場でもあまり自分から話さない印象だった。でも交際が始まってから、交際相手の男性から、なんか思い通りになってる感じがしないと相談が来た。具体的に聞くと、食事の場所を決めようとすると必ず一度は礼奈さんの意見になっている、と。礼奈さんは強く主張したわけじゃない。でも結果として、自分の意見が通っていた。

静かな主張が、気づかないうちに通っている。これがおとなしいのに我が強い人の典型的なパターンだ。

感情を出さないことで、冷静に自分の意志を守る

感情的に主張する人は、感情が高まりすぎて本来の意志からずれることがある。でもおとなしくて我が強い人は、感情を表に出さない分、冷静に自分の意志を守り続けられる。

怒鳴らない、泣かない、感情的にならない。だから相手が感情で押し返すことができない。静かなまま、でも動かない。この状態が、周囲からは意外と感じられる強さとして出てくる。感情的な強さと、意志の強さは別物だ。おとなしいのに我が強い人は、前者を持っていなくて後者を持っている。

長年かけて自分の中に軸を作ってきた

おとなしいのに我が強い人の多くは、静かな分、自分の内側と長く向き合ってきている。声高に主張する代わりに、自分の中で考え続けてきた。その結果として、自分の価値観や譲れないものへの確信が、深いところに根付いている。

表に出さないから鍛えられていない、ではなくて、内側で長く育ててきたから根が深い。この根の深さが、我の強さとして出てくる。

おとなしいのに我が強い人が恋愛でどう動くか

 

最初は合わせているように見える

付き合い始めの頃は、相手に合わせているように見える場合が多い。文句を言わない、要求しない、穏やかに過ごしている。相手側は、扱いやすい、相性がいい、という印象を持つ。

でもしばらく経つと、気づいたら自分が合わせている場面が増えていた、という感覚が相手側に生まれてくる。いつの間にか、おとなしく見えた相手のペースになっている。

礼奈さんの交際相手が感じていたのもこれだった。主張された覚えはない、でもなんとなく彼女の方向に進んでいる。この不思議な感覚が、おとなしいのに我が強い人との関係の特徴だ。

本当に嫌なことには、静かに、でも絶対に従わない

おとなしいのに我が強い人は、小さなことには合わせる。でも本当に嫌なことには、静かに、でも絶対に従わない。

感情的に拒否するわけじゃない。でも何度言っても変わらない、というじわじわとした頑固さが出てくる。相手が押しても動かない、感情で揺さぶっても表情が変わらない、そのまま静かに時間が過ぎる。

これを受け取った相手は、どう対処していいかわからなくなることがある。感情的に怒る相手なら、こちらも感情で対応できる。静かに動かない相手には、感情が刺さらない。

別れの判断が早い場合がある

おとなしいのに我が強い人は、関係に見切りをつけると判断が早い場合がある。感情的になって別れを告げるわけじゃない。でも内側で決まったら、静かに、でも確実に動く。

相談所で、おとなしそうな女性会員が突然活動再開の相談に来ることがあった。聞いてみると、交際を終わらせてきました、と静かに言う。理由を聞くと、以前から感じていたことが積み重なって、もう無理だと決めた、と。感情の爆発は全くなかった。でも決断は揺らがなかった。

内側で決まると、外側は静かなまま動く。これがおとなしいのに我が強い人の別れ方だ。

おとなしいのに我が強い人が誤解されやすいこと

 

何も考えていないと思われる

おとなしい人は、何も考えていない、意見がない、と思われることがある。でも実際には、じっくり考えた上で言わないことを選んでいる場合が多い。言う必要がないと判断している、または言っても伝わらないと思っている。

何も考えていないんじゃなくて、言わないだけだ。この違いを相手が理解できていないと、おとなしい人の内側は全然見えない。見えないまま関係が進むと、どこかのタイミングで、こんなに考えてたの、という驚きが相手に来る。

弱い人間だと思われる

おとなしいと、弱い、という印象を持たれることがある。感情を出さない、主張しない、声が小さい。これらが弱さのサインとして読まれる。

でも現場で見てきた経験から言うと、おとなしくて我が強い人は、内側の強さがある。その強さは表に出にくいから、見えにくい。見えにくいだけで、ある。

むしろ感情的に激しく主張する人より、静かに自分の意志を持ち続ける人の方が、根っこが深い場合がある。

おとなしいのに我が強い人との付き合い方

 

静かさを従順と誤解しない

おとなしいのに我が強い人と付き合うとき、最初の静かさを従順だと誤解すると、後から大きなズレが生まれる。合わせてくれると思っていたのに、全然合わせてくれない、という感覚が出てくる。

最初から、この人には自分の意志があると理解した上で向き合う方がいい。静かさは、意志がないのではなくて、表現の形が静かなだけだ。

本音を引き出すには、安心できる空間が必要だ

おとなしいのに我が強い人が本音を出すのは、安心できる相手だと判断したときだ。この人なら言っても大丈夫、という確信が生まれたとき、初めて内側にあったものが出てくる。

その本音が出てきたとき、ちゃんと受け取ることが大事だ。せっかく出てきた本音を否定したり、軽く流したりすると、また閉じていく。一度開いた扉が閉まると、次に開くまでに時間がかかる。

礼奈さんが交際相手に初めて本音を話した日のことを、嬉しそうに話してくれた。ずっと思っていたことを言ったら、ちゃんと聞いてくれた、という体験が、関係を一段深めたと言っていた。聞いてもらえたから、また話せると思えた、と。

我の強さを否定しない

おとなしいのに我が強い人の、その我の強さを否定しようとすると関係が壊れていく。頑固、融通が利かない、という評価で押さえ込もうとすると、静かに、でも確実に離れていく。

その人の意志の強さを、個性として受け取れる人と、脅威として感じる人に分かれる。受け取れる人との関係は安定する。脅威として感じる人との関係は、じわじわとしんどくなっていく。

おとなしいのに我が強い人は、自分の軸を尊重してくれる相手に対して、深い信頼を持つ。その信頼が生まれると、関係の中でその人の静かな強さが、むしろ安定感として機能し始めるよ。

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この記事を書いた人

元・大手結婚相談所でアドバイザーとして7年間勤務。

結婚・出産・子育てを経験した現在は、現場を離れていますが、これまで培ってきた恋愛・デート・婚活ノウハウを届けたいと思いブログを始めました。現場から離れた今だからこそ見える恋愛のバグと逆張りの勝ち方を教えます。

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