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全然いいよと言う女性心理と返し方

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全然いいよ、が一番読めない

全然いいよ。

これ、受け取った瞬間に本当にいいのか、よくないのかがわからなくなる男性が多い。文字通り受け取っていいのか、裏があるのか、怒っているのか、本当に気にしていないのか。読めない。

7年間、結婚相談所でアドバイザーをやってきて、この全然いいよを巡るすれ違いを何度も見てきた。男性が真に受けて、女性が傷ついているパターン。女性が本当に気にしていないのに、男性が気にしすぎて関係がぎこちなくなるパターン。意味が全然違う場合がある。今日はその読み方と返し方を書く。

全然いいよが出てくる場面を先に整理する

全然いいよが出てくる場面は、大きく二つに分かれる。デートのキャンセルや遅刻など、相手に迷惑をかけた場面と、何かを提案したり確認したりする場面だ。

この二つで、全然いいよの意味がまるで変わる。同じ言葉でも、場面によって心理の中身が違う。場面を分けて読まないと、読み間違える。

謝罪への返事としての全然いいよ、その心理

 

本当に気にしていない場合

全然いいよが本当に気にしていない状態から出ている場合がある。デートに少し遅れた、約束を変更してもらった、そういうレベルの話なら、本当に気にしていない女性は普通にいる。

このパターンの全然いいよには、特徴がある。返信が早い、その後の会話が普通に続く、話題がすぐ別のことに移る。引きずっていない状態は、その後の会話の流れに出てくる。

本当は気にしているけど言えない場合

ここが問題になる。気にしているのに全然いいよと言う場合だ。

なぜ気にしているのに全然いいよと言うのか。怒っていると思われたくない、重い女と思われたくない、責めているみたいに見られたくない。こういう感情が働いて、本音を飲み込んで全然いいよが出てくる。

このパターンは、言葉の外側に出てくる。返信が少し遅い、その後の会話のテンションが落ちている、次の話題への乗り方が薄い。全然いいよと言いながら、言葉以外の部分で気持ちが漏れている。

31歳の女性会員、遥さんは交際相手にデートを直前でキャンセルされたとき、全然いいよと返したと話してくれた。本当は悲しかった、でも怒った女だと思われたくなかった、と。相手はそのまま真に受けて、次も同じようにキャンセルしてきた。遥さんの中で少しずつ積み重なっていって、ある日突然気持ちが冷めた。

真に受けた側に悪意はなかった。でも全然いいよの裏を読めなかったことが、じわじわと関係を削っていった。

反射的に出ている場合

考える前に全然いいよが出ている場合もある。謝られたとき、とりあえず全然いいよと返すのが習慣になっている女性がいる。本音かどうかより先に言葉が出てくるパターンだ。

このパターンは、本人も自分が本当に気にしているかどうかを、言った後から気づくことがある。全然いいよと言ったけど、時間が経つにつれてやっぱり気になってきた、という状態だ。

全然いいよの裏側を読む方法

 

返信のタイミングを見る

本当に気にしていない全然いいよは、返信が早い。気にしているのに言えない全然いいよは、少し間が空くことが多い。返す前に少し考えている時間が、タイムラグとして出てくる。

もちろん全員がそうじゃない。でもタイムラグと言葉の内容をセットで見ると、少し読みやすくなる。

その後の会話の温度を見る

全然いいよの後に続く会話の温度が、本音に近い。本当に気にしていないなら、会話がそのまま続く。気にしているなら、どこかで会話の熱量が落ちている。質問への答えが短くなる、絵文字が減る、話題への乗り方が薄くなる。

ぱっと会話全体を見たとき、全然いいよの前後で何かが変わっているかどうかを感じ取れるかどうかだ。

直接確認するのが一番早い

読もうとするより、確認してしまう方が早い場合がある。全然いいよって言ってくれたけど、本当に大丈夫?という一言が言える関係なら、それが一番正確だ。

この確認ができる関係かどうかが、関係の深さの一つの指標でもある。確認できる関係では、全然いいよの裏をずっと読み続ける必要がなくなる。

全然いいよへの返し方、何が正解か

 

ありがとう、で終わらせない方がいい

全然いいよと言われたとき、ありがとう、で返して話題を変えるのが一番まずいパターンだ。相手が気にしていない場合はそれでいいかもしれないけど、気にしていた場合に、そのまま流されたという感覚が残る。

真に受けた上に、すぐ話を変えた。この流れが、相手の全然いいよを引き出してしまった理由への関心が薄いという印象を与える。結果として、次も同じことが繰り返される構造ができてしまう。

一言だけ添えると、印象が全然変わる

全然いいよ、と言われた後に、一言だけ添えるかどうかで受け取る側の感覚が大きく変わる。

全然いいよと言ってくれてありがとう、でも迷惑かけたよね、次は絶対にちゃんとする。この一文が加わるだけで、気にしてくれているという感覚が相手に伝わる。言葉は短くていい。長く謝り続ける必要はない。一言の中に、相手への関心が入っているかどうかだ。

本当に大丈夫か確認する一言

全然いいよって言ってくれてるけど、本当に大丈夫だった?という確認の一言が言えると、相手の受け取り方が変わる。この一言が来た瞬間に、ちゃんと気にかけてくれていると伝わる。

気にしていた女性がこの確認を受け取ったとき、言ってよかったと思えるかどうかは別として、見てもらえたという感覚が生まれる。それだけで、全然いいよの裏にあった感情が少し和らぐことがある。

遥さんの場合、相手が一度でもその確認を入れてくれていたら、積み重なり方が違ったかもしれない、と言っていた。金額でも謝罪の言葉の量でもなく、ちゃんと見てくれているかどうかだけだった、と。

全然いいよと言ってしまう女性への話

 

なぜ本音を言えないのか

全然いいよと言ってしまう女性の多くは、本音を言うことへのコストを過大評価している。怒っていると思われる、重いと思われる、関係が悪くなる。こういう恐怖が、本音の代わりに全然いいよを出させる。

でも実際には、本音を伝えた方が関係が深まることの方が多い。本音を受け取れる相手かどうかが、その関係の可能性を測ることにもなる。全然いいよで流し続けることは、自分を守っているようで、関係の深まりを自分で止めている。

全然いいよの代わりに言える言葉

気にしていることを伝えたいけど、責めているみたいに思われたくない場合、全然いいよの代わりに使える言葉がある。

少し残念だったけど、大丈夫だよ。という言い方なら、気持ちを伝えながら責める形にならない。全然いいよより正直で、でも相手を追い詰めない。この一言が言えると、相手も次から気をつけやすくなる。

全然いいよで流して積み重ねるより、少しだけ正直な言葉を一度言う方が、関係への影響が全然違う。

全然いいよが多い関係の行方

 

全然いいよが習慣になると、本音の通路が閉じていく

全然いいよを繰り返すうちに、本音を言うことへの回路が細くなっていく。言えない、言わない、という経験が積み重なると、言い方を忘れていく。気にしているのに気にしていないふりをする時間が長くなるほど、自分が何を感じているかへの感覚が鈍くなる。

相談所で、何に対しても全然いいよと言う女性が何人かいた。そういう女性は交際が始まっても、自分の気持ちを伝えることが極端に苦手だった。全然いいよが習慣になっていた。その習慣が、関係の深まりへの障壁になっていた。

全然いいよで終わらない関係が、長続きする

長続きしているカップルを見ていると、全然いいよで終わらせない会話ができていることが多かった。気になったことを小さいうちに言える、相手が全然いいよと言っていても一言確認できる、お互いの本音が少しずつ見えている。

全然いいよが出てきたとき、そこで終わらせるかどうか。その一手間が、関係の質を作っていく。

遥さんはその後、別の相手と交際が始まった。気になることがあったとき、全然いいよじゃなくて少し寂しかった、と初めて言えた、と面談で話してくれた。相手がどう反応したかと聞いたら、ごめん、気をつける、と言ってくれた、と。たったそれだけの話だけど、全然いいよで終わらせなかった一言が、関係を一段深くしていたんだよね。

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この記事を書いた人

元・大手結婚相談所でアドバイザーとして7年間勤務。

結婚・出産・子育てを経験した現在は、現場を離れていますが、これまで培ってきた恋愛・デート・婚活ノウハウを届けたいと思いブログを始めました。現場から離れた今だからこそ見える恋愛のバグと逆張りの勝ち方を教えます。

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