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身振り手振りが多い女性の恋愛心理

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話してる時、やたら手が動く。楽しそうに見えるけど、これって、落ち着きがない人なんだろうか。身振り手振りの多さは、うるさい性格の証拠じゃない。

目次

身振り手振りは、しゃべりの騒がしさじゃない

手が動くのは、口が追いつかないからなんだ。
頭の中には、鮮明なイメージがある。あの時の風景、あの人の表情、あの出来事の勢い。それを言葉に変換する速度が、頭の中のイメージの豊かさに、追いつかないことがある。その差を埋めるために、手が勝手に動き出す。言葉が間に合わない分を、手が代打で処理してる感じ。
だから、身振り手振りが多いことは、社交的とか、感情の起伏が激しいとか、そういう性格の音量とは、少し違う話。頭の中の映像と、口から出る言葉の速度差、その隙間を埋める、生理現象に近い。無口な人が、何かを説明する瞬間だけ急に手が動く、なんてことも、この構造なら普通に起きる。

お見合いという抑え込まれた場で、それでも動く手

緊張してる人ほど、手は体に張り付く

お見合いという場は、実は、身振り手振りを抑え込む方向に働く場だった。狭いテーブル、初対面、かしこまった空気。誰もが無意識に、手を膝の上に置いて、動きを最小限にする。
緊張してる人ほど、それが顕著だった。肘を体に寄せて、手をぎゅっと重ねて、動きを自分の体の内側に押し込めてる。あれは、防御の姿勢。心が縮こまってると、体もそれに合わせて、縮こまるんだ。

手が大きく開いていく人ほど、話が弾んでいた

面白かったのは、会話が進むにつれて、手の動きが、少しずつ外側に広がっていく人がいたこと。最初は膝の上でおとなしかった手が、話が乗ってくるにつれて、テーブルの上を行き来し始める。
これ、体感としてはっきり相関があった。この手の広がりが出た組は、そのまま盛り上がって、次の交際に進む確率が高かった。抑え込まれる場で、それでも手が出てくるのは、緊張より、目の前の相手への興味が、上回った証拠。手は、心の余白を、正直に映す。

品がないと言われるのは、量じゃなく、噛み合ってないから

それでも、身振り手振りが多いことを、品がない、と評する空気は、根強く残ってる。あれは、正確には、量の問題じゃない。
本当に品がなく見えるのは、手が言葉と噛み合ってない時。話してる内容と、動いてる手がバラバラで、意味もなく手先が忙しく動いてる状態。あれは、たしかに、見てる方も落ち着かない。
一方で、話の内容にぴったり合わせて動く手は、量が多くても、まったく騒がしく見えない。むしろ、話に説得力を足してる。大きさを説明する時に手が広がる、悔しさを話す時に拳が握られる。言葉と手が、同じ振り付けを踊ってる状態は、量に関係なく、優雅に見える。
量じゃなくて、同期。そこを混同してるから、身振り手振りが多い、というだけで、ひとくくりに評価が下がってしまう。

相談所で見た、がさつと言われた女性のその後

33歳の女性会員がいた。前職の上司に、身振り手振りが大きすぎる、がさつに見えるから直しなさい、とずっと言われ続けてきた、と面談で話してくれた。彼女はそれ以来、人前では、意識して手を抑え込むようになってた。
あるお見合いで、緊張のせいか、いつもより抑えが効かなくなって、思わず手が大きく動いてしまった瞬間があった。彼女は、あ、と一瞬固まった。
でも、お相手の男性は、まったく気にする様子がなかった。それどころか、後日の感想で、話に勢いがあって、聞いてて楽しかったです、と書いてきた。彼にとって、その手の動きは、がさつでも何でもなく、話への熱量そのものだった。
同じ手の動きを、ある人は欠点として叱り、ある人は魅力として受け取る。特徴そのものに、良し悪しは、最初から刻まれてないんだ。誰の前でその特徴が出るか、その組み合わせだけが、意味を決める。

私も昔、手を叱られたことがある

これ、私自身にも覚えがある。新人アドバイザーの頃、先輩に、お客様の前でそんなに手を動かさないの、落ち着きがないように見えるから、と注意されたことがあった。
それから数年、面談中は手を意識的に膝の上に固定するようにしてた。でも、あの頃の面談って、正直、どこかぎこちなかった気がする。手を止めることに意識を使ってる分、話に乗り切れてなかったんだと思う。
ある日、すごく話が弾んだ面談があって、終わった後に、先輩から、今日の面談、すごく良かったよ、と言われた。その日、手を抑えることを、すっかり忘れてた。楽しくて、つい、いつもの手が出てた日だった。
そこで、ようやく気づいた。手を止めることと、良い接客をすることは、そもそも関係なかったんだって。

手を抑えるべきなのは、緊張してる時じゃなく、ズレてる時

だから、身振り手振りが多いことを、直そうとしなくていいと思う。抑えるべき場面があるとすれば、それは、緊張してる時じゃなくて、手と言葉がズレてる時。
自分の動画を撮って見返してみると、話の中身と関係なく、手先だけが意味もなく動いてる瞬間に、気づくことがある。そこだけ、少し意識して整えれば十分。動きの量そのものは、削らなくていい。
緊張して手を止めようとするのは、むしろ逆効果。手を止めることに意識を使った分、話す内容への集中力が減る。それより、話したいことに集中してれば、手は勝手に、ちょうどいい仕事をしてくれるよ。

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