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二人きりになった途端よく喋る男性。人見知りか好意か見分け方

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グループでいる時は静かなのに、二人きりになった瞬間、急にいろいろ話し出す。あれ、こんなに喋る人だったっけ、と驚くくらい。
これって、私にだけ心を開いてくれてるってこと?それとも、ただの人見知りが解けただけ?

目次

二人きりでよく喋るは、いちばん判定が難しいサイン

なぜ難しいかというと、二つの全然違う原因が、外から見ると、まったく同じ現象として現れるから。
一つは、複数人が苦手な人見知りが、二人きりだと解ける、という原因。集団だと発言のタイミングを失って黙りがちな人が、一対一だと自分のペースで話せるようになる。これは、あなたへの感情とは無関係で、集団という場そのものへの苦手意識が原因。
もう一つは、あなたに対する特別な気の緩みが原因。人前では抑えてる本音を、あなたにだけは見せていい、と感じてる。これは、あなたという相手への感情が理由。
どちらも、二人きりになった途端よく喋る、という同じ現象として観測される。だから、その現象単体を見ても、判定できない。

見分けるのは変化の中身じゃなく、集団での立ち位置

集団で聞き役に徹してるタイプ

判定に使えるのは、彼が複数人の場で、どういうポジションを取ってるか。
集団の中で、彼がほとんど発言せず、聞き役や、うんうんと頷く係に徹しているタイプ。この場合、二人きりでの多弁は、集団恐怖からの解放である可能性が高い。彼にとって、複数人の場は、発言のタイミングを取るのが難しい、居心地の悪い空間。あなたと二人きりになって、ようやく彼本来のペースを取り戻してる、という状態。
これは、あなたへの好意がないという意味じゃない。ただ、二人きりでの多弁そのものは、あなたが特別だから起きてる現象というより、集団という場から解放されたから起きてる現象、という読み方が正確。

集団でも話せるのに、二人だとさらに増えるタイプ

もう一つのタイプ。集団の中でも、彼はそれなりに話せる。冗談を言ったり、みんなの話題に入ったりできる。それなのに、二人きりになると、さらに喋る量が増える、テンションが上がる。
このタイプこそが、本物の好意のサインとして信頼できる。集団でも話せる能力がある人が、あなたの前でだけ話す量が増えるなら、それはあなた特有の効果。集団恐怖からの解放という説明が当てはまらないから、残る説明は、あなたに気を許している、という一つになる。
見分けの軸は、変化の量そのものじゃなく、ベースラインがどこにあるか、なんだ。集団でのベースラインが低い人の変化は、場からの解放。集団でのベースラインが普通な人の変化は、あなたへの反応。

多弁の正体が、不安の解消行動だった話

ここで、もう一つ、大事な話をしておきたい。二人きりでの多弁には、実はもう一つの隠れた理由がある。
30代の男性会員がいた。お見合いで、驚くほどよく喋る。趣味の話、仕事の話、昔のエピソード。話題が途切れない。担当としては、話す力があっていいな、と思ってたけど、成婚に結びつかない。
女性側の感想シートを見ると、共通して、ずっとお話しされてて、私はほとんど聞いてるだけでした、という言葉があった。
本人と面談して、分かったことがある。彼にとって、二人きりの沈黙が、耐えられないほど怖かった。沈黙になったらどうしよう、という不安が先に立って、それを埋めるために、喋り続けてた。好意から溢れて話してたんじゃなくて、不安を消すために、喋るという行動で場を埋めてた。
つまり、多弁は、必ずしも好意の証拠じゃなくて、不安の解消行動であることが、けっこうある。喋ってる間は、気まずい沈黙が生まれないから、安心できる。あなたへの興味というより、沈黙への恐怖が、彼のマイクを握らせてる。

本当に心を許した喋り方には、間がある

ここが、この記事でいちばん伝えたい逆説。
本当にリラックスして、心を許してる相手との会話には、実は間がある。喋り続けなくても平気、という安心感が、沈黙を怖くなくする。ちょっと黙っても大丈夫、この人といる時間は、言葉で埋めなくても心地いい。それが、本物のリラックス。
逆に、喋り続けないと持たない会話は、緊張の裏返しであることが多い。沈黙が来たら気まずくなる、という予期不安が、言葉を止められなくしてる。
一気に噴き出す水と、蛇口をゆっくり開けた水、両方とも水が出てることに変わりはないけど、圧の中身が違う。堰き止められてたものが噴き出す多弁と、必要な分だけ自然に流れる多弁は、聞いてる側の体感でも、実は違って感じられることが多い。前者は聞いてて少し疲れる。後者は聞いてて心地いい。
あなたが、彼との会話で、疲れる方だったか、心地いい方だったか。それも、一つの判定材料になる。

圧力鍋型と、蛇口全開型

二人きりでの多弁には、大きく二つのタイプがある。
圧力鍋型。日常や集団の中で、言いたいことを溜め込んでいて、二人きりという安全な圧を抜ける場所で、一気に噴き出す。これは、集団恐怖からの解放と、不安の解消行動が混ざってることが多い。喋りたいから喋ってるというより、喋らないと持たないから喋ってる。
蛇口全開型。もともと話せる人が、あなたの前でだけ蛇口をさらに開ける。緊張の解放じゃなくて、心を許した結果としての、自然な多弁。
圧力鍋型が悪いわけじゃない。ただ、それをそのまま好意のサインと読むのは早い。彼にとって、あなたが安全な相手だから溢れてる、というより、二人きりという状況そのものが安全弁になってる、という可能性を、頭の隅に置いておいた方がいい。

見分けた後に、何を見ればいいか

最後に、実用を一つ。
集団での彼の立ち位置を、次に見る機会があったら観察してみてほしい。それが判断材料の一つ目。
そして、二人きりの会話の中に、沈黙があっても平気そうかを見てみる。話が途切れた瞬間、彼が焦って次の話題を探すか、それとも、その沈黙のままお茶を飲んで、また自然に話し始めるか。後者なら、彼にとってあなたとの時間は、埋めなきゃいけない空白じゃなくて、そのままでも心地いい時間、ということ。
多弁の量より、沈黙への態度の方が、実は多くを語ってる。喋ってる時の彼より、黙ってる時の彼を、一度見てみてほしい。そこに、本当の答えがある。

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