守りたくなる女性と、そうでない女性の差
同じくらいの魅力なのに、なぜか男性が世話を焼きたくなる女性がいる。何かしてあげたくなる、力になりたくなる、放っておけなくなる。一方で、完璧なのに守りたいとは思われない女性もいる。この差は何なのか。
結婚相談所でアドバイザーをやってきて、男性が世話を焼きたくなる女性会員を何人も見てきた。男性側から、あの人のことは放っておけない、力になりたい、という言葉が出てくる女性には、共通した特徴があった。それは弱さを演じることでも、ぶりっ子することでもなかった。
世話を焼きたくなる、という男性心理の正体
男性が世話を焼きたくなるとき、その心理の根っこには、自分が役に立てるという感覚への欲求がある。誰かの力になれる、頼られている、必要とされている。この感覚が、男性にとって心地よい。
だから世話を焼きたくなる女性というのは、男性に役立てる感覚を自然に与える女性だ。弱いから守りたいというより、自分が力になれそうだと思わせる女性だ。
男性が世話を焼きたくなる女性の特徴
頼り方が上手い
世話を焼きたくなる女性は、頼り方が上手い。全部できないわけじゃない、でもここは助けてほしい、という頼り方ができる。何でもかんでも頼るんじゃなくて、ちょうどいい部分で頼る。
この頼り方が、男性に役立てる感覚を与える。頼られた男性は、自分が必要とされていると感じる。その感覚が心地よくて、もっと力になりたくなる。
30歳の女性会員、真理さんは交際相手の男性から、彼女のことは放っておけないと言われていた。でも真理さんは仕事もできるしっかりした人だった。何が放っておけないのかを聞くと、頼るときの頼り方が絶妙で、つい力になりたくなる、という答えだった。全部一人でやろうとせず、ここだけ助けてほしいと言える頼り方が、男性の世話欲を引き出していた。
感謝をちゃんと伝える
世話を焼きたくなる女性は、何かしてもらったときに感謝をちゃんと伝える。ありがとう、助かった、嬉しい、という言葉を素直に出す。この感謝が、男性にもっとしてあげたいと思わせる。
何かしてあげたのに反応が薄いと、男性は次にしてあげたいと思わなくなる。でも感謝がちゃんと返ってくると、してあげたことが報われた感覚になる。その感覚が、世話を焼き続けたいという気持ちを生む。
感謝を伝えることは、相手の行動への一番のフィードバックだ。感謝が、世話を焼く動機を強化する。
弱さを素直に見せられる
世話を焼きたくなる女性は、弱さを素直に見せられる。疲れた、しんどい、不安、という感情を隠さずに出せる。完璧を演じない、強がらない。この素直さが、男性の保護欲を引き出す。
ただしこれは、弱さを武器にすることとは違う。計算して弱さを見せるのではなく、自然に出てしまう弱さだ。自然な弱さは、男性に放っておけない感覚を与える。計算された弱さは、男性に見抜かれる。強がって弱さを一切見せない女性は、しっかりしているけど、世話を焼く隙がない。隙がないと、男性は力になる機会を見つけられない。
笑顔が素直で、反応が豊かだ
世話を焼きたくなる女性は、反応が豊かなことが多い。嬉しいときに嬉しそうにする、楽しいときに笑う、感情が表に出る。この反応の豊かさが、男性に何かしてあげたいと思わせる。
何かしてあげたとき、相手が嬉しそうにしてくれると、してあげた側も嬉しい。その喜びの循環が、世話を焼き続けたいという気持ちを生む。反応が薄い相手より、反応が豊かな相手の方が、世話を焼きたくなる。
世話を焼きたくなる女性が無意識にやっていること
男性の得意分野で頼る
世話を焼きたくなる女性は、男性が得意なことで頼ることが上手い。相手が詳しいこと、相手ができること、相手が好きなことで、ちょうどいい頼り方をする。
これは無意識にやっている場合が多い。でも結果として、男性は自分の得意分野で役に立てる機会をもらえる。得意なことで頼られると、力を発揮しやすいし、役立てた満足感も大きい。
真理さんは、相手の男性が車に詳しいことを知っていて、車関係のことで自然に頼っていた、と話してくれた。意識してやっていたわけじゃないけど、相手が一番力を発揮できることで頼っていた、と。
世話を焼かれることを心地よく受け取る
世話を焼きたくなる女性は、世話を焼かれることを心地よく受け取れる。遠慮しすぎない、拒否しない、素直に受け取る。この受け取り方が、男性に世話を焼く喜びを与える。
何かしてあげようとしても、いいです大丈夫です、と遠慮されると、男性は力になる機会を失う。でも素直に受け取ってもらえると、してあげたことが完結する。受け取り上手であることが、世話を焼きたくなる女性の特徴の一つだ。
世話を焼きたくなる女性と、ただ依存する女性の違い
自立していることが前提にある
ここが一番重要な違いだ。世話を焼きたくなる女性は、基本的に自立している。一人でも生きていける、でも一緒にいると心地いい、という状態だ。全部を相手に依存しているわけじゃない。
ただ依存する女性は、自分では何もできない状態で相手に全部を求める。最初は男性も世話を焼くけど、依存が重くなると、世話を焼くことが負担に変わっていく。
自立した上でちょうどいい部分で頼る女性と、全部を依存する女性では、男性の感じる重さが全然違う。前者は世話を焼きたくなる、後者は最初は世話を焼くけど後から疲れる。
相手を消耗させない
世話を焼きたくなる女性は、男性を消耗させない。頼るけど、頼りすぎない。世話を焼かれるけど、当たり前にしない。このバランスがあるから、男性は世話を焼き続けられる。
ただ依存する女性は、相手を消耗させる。要求が一方通行で、感謝が薄く、際限がない。男性のエネルギーを吸い取っていく。最初は応えていた男性も、どこかで限界を迎える。
世話を焼きたくなる女性になるために
完璧を演じることをやめる
全部一人でできる、弱さを見せない、強がる。これが世話を焼く隙をなくしている場合がある。完璧を演じることをやめて、自然な弱さを見せられると、男性が力になる機会が生まれる。
弱さを見せることは、弱い人間になることじゃない。自然な感情を出せることだ。疲れたときに疲れたと言える、助けてほしいときに頼める。この素直さが、世話を焼きたくなる女性への入口だよ。
